今はどこに行くのもマスクが必須の時代ですね。
マスクをしているから安心というわけではありません。

マスクの中でお口が開いていませんか？
「マスク口呼吸」に要注意です！
“口呼吸”は様々な悪さをすることが知られていますが、マスクをしていると息苦しさなどから自然と口呼吸になっていることがあります。
自分はしていないと思っている方もちょっと呼吸を観察してみてください。
意外と口呼吸になっていませんか？

• 口呼吸の悪いところその１
  口呼吸はお口の中を乾燥させてしまいます。
  唾液には虫歯を進行させにくくする働きがありますが、乾燥することにより唾液の力が働きづらくなり、虫歯になりやすくなります。
  また、細菌が繁殖することにより、歯周病も進み、口臭が強くなる可能性があります。
• 口呼吸の悪いところその２
  口呼吸は唇の力が前歯にかからなくなります。
  唇が閉じていることで出っ歯や開咬が予防されています。
  それなのに、口が開いていると力がかからないので出っ歯や開咬が助長されてしまいます。
  特にお子様のような口元が発達し歯並びが完成する時期の口呼吸は要注意です。

口呼吸には様々な悪い点がありますが、今回は２つだけを取り上げました。
マスクをすることは大切ですが、その中で口呼吸になっていては、感染予防としてももったいないことです。
鼻のフィルター機能も活かせません。

息苦しいので仕方がない面もありますが、極力意識をして鼻呼吸にしましょう。
口呼吸に注意！です。